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「必要に迫られて」とはいえ、早くから時計を読む訓練をしてきたのは正解だったと思っています。
やはり”先の見通しを持つ”為には時間の理解は避けて通れないものだと思うからです。
カードや写真を使って先の行動を示す事で一連のアクションをスケジューリングして見通しを持たせることも重要だとは思いますが、健常者との共通した認識があれば同じ世界に住めますよね。


【時計を読む訓練】

●記事にも書いたとおり最初は数字を覚えることから始めました。
療育園で数字の替え歌のカードを貰って来ていたので、そのカードを使って数字の呼び方を練習しました。

●次にあたりまえだと言われそうですが、物を数えるということ。
よく知育オモチャでありますね、球が横並びに10個程度並んでいてソロバンみたいに球を動かして遊ぶオモチャ。

●次に大きなアクション(お出かけ とか お買い物)に移るとき時計の数字を見させて数字を確認させる。
時計という理解ではなく、丸い円盤に数字が12個並んでいるという認識で良いんじゃないかと思います。

●短針と長針がありますが、最初は短い針だけを注目させました。
オモチャの時計を使いぐるぐる回して見せて針が右回りに動く事を教えて行きました。

●自閉症児にはデジタル時計のほうが分かりやすい、と何かの記事で読んだ事があります。
YOOちゃんもデジタル時計やビデオデッキなどの時計表示を見て理解を早めたようでした。

●次にキッチンタイマーを使って短い時間の経過を理解させました。
焼きソバUFOが大好きだったのでお湯を入れてキッチンタイマーをセットし、ピピピの音を待つ。これを繰り返しタイマーセットも自分で出来るように教えていきました。

●タイマーで待てるようになると時間というものを何となく理解し始めたようでした。
そこで、機関車トーマスの知育ゲームに時計の針のパターンを選ぶゲームがあったので、ゲームに没頭してもらいました。
(トーマスが競争したり、塗り絵になっていたりと,このゲームでいろんなことを憶えたようでした)

●トーマスのゲームではほとんど正解がなかったYOOちゃんでしたが、次の段階として公文式の時計カードを使い、分の単位までの針の形を教えました。
(これも気に入ってくれて自分から進んで「●時●分!」て言いながら遊んでいました)

※余談ですが、公文式の時計カードでは2時45分がないんですよ。半日探し廻った挙句に最初から設定されてないことに気付いたときはホントーにグッタリしました。

上記のようなやり方でYOOちゃんは時計を完璧にマスターしたようでした。
YOOちゃんは小学校1年生になる時には時計が読めたので父は「すごいな~」と感心したものです。

自分の過去を振り返ってみると、こんな丁寧に段階を踏んで教えてもらった経験はなく、私が時計を読めるようになったのは、たしか小学校4年生くらいだったような・・・・・。



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時計カード


お決まりのアクションのたびに時計を見させられたYOOちゃんは自分から仕掛けてくるようになりました。
例えば、外に出かけたい時に時計を指差して「ニー!」と言ったりして”お出かけしたいよ~”との意思を伝えてくるようになったのです。

はじめのうちは壁の時計を指差してアピールしていましたが、ある日、目覚し時計の針を自分で動かし自分の都合の良いように時間をでっち上げようとしました。

3時のおやつをおねだりするアピールでしたが、YOOちゃんの不正を察知した母親は「まだでしょ!まだ二時だよ」とたしなめました。

するとYOOちゃんは違う目覚しを持ってきて(針が動かしてある)3時である事をアピールします。

YOO母は壁の掛け時計を見させて「まだ2時だよ、ほら、おっきい針が2だよ」と言いました。
様子を見ていた私はビデオデッキの時計を見せて
「YOOちゃん!みてごらん 2だよ」
ついでにテレビを点けたところ、ちょうどワイドショーの画面に時間が表示されていました。

YOOちゃんは壁の時計とテレビ、ビデオ、自分の手の中にある目覚し時計を見比べて、しばらく考え込んでいる様子でした。
そして何かを悟ったように掛け時計を指差して「ニー!」と言った後、オモチャで遊び始めました。


この時、YOOちゃんは理解したんだと思います。
いくら自分で針を動かしても、どうにもならない時間の刻みというものを。
オモチャで遊びながら3時まで待ち、時間になるや元気良く「サーン!」と言っておやつの時間をアピールしたのです。


YOOちゃんの嬉しそうな、どこか誇らしげな表情を今でも思い出します。


この日を境にYOOちゃんの時計コレクションは終わりました。
お気に入りの目覚し時計だけキープして他の時計には目もくれなくなりました。

それから、YOOちゃんは自ら時計の理解を深める為の実践行動を重ねていきました。



次回、実践編


YOOちゃんが時計を読めるようになったのは保育園の頃でした。保育園のお友達の中でも早い方だったと思います。
ただ、予定の変更などで時計を読めることが災いして先生を困らせる場面も多かったようです。

母子通園の施設で数字の替え歌(♪すうじの1はな~に?♪ってヤツ)を習ってきたYOOちゃんは家の壁に掛かっている時計を指差して「イチ! ニ! サン!」と叫んで喜んでました。

それを見たYOO母は何か行動する度に時計を見させて数字を確認させるようにしました。

例えば
母  :「YOOちゃん、お買い物行くよ ほら 2だよ 2」
YOO:「ニー !」

とか
母  :「お風呂入ろうね、ほら 8 ハーチッ!」

という具合です。
”待てない自閉症”に時間の概念を植え付ける為に「何となくでいいから時計の意味を分かって欲しい」との想いからです。

朝起きてから夜寝るまでの間に時間の刻みがあるということを子供なりに理解できれば”先の見通しを持つ”ことに繋がるのではないかと考えました。

それから間もなく、YOOちゃんは時計に興味を持ち始め、”時計マニア”になったのです。(コレクターかな?)
買い物などに出かける度に時計売り場に直行するようになりました。
並んだ時計をずーっと眺めていたり、カラクリ時計を欲しがって座り込んだり・・・、おばあちゃん家のハト時計を分解して壊してしまったり・・・・・・・・。

家の中の時計は全部YOOちゃんのオモチャ箱に入れられてしまい(父や母の腕時計も・・・トホホ)それでも飽き足らずオモチャの時計や目覚まし時計を買ってきたり、親戚の家から収集してきたりして時計を集めては満足げな表情を見せていました。

目覚し時計が無いと、親は不便でしょうがありません。夜寝る時はYOOちゃんが眠るのを待ってオモチャ箱からコッソリ借りて使ってました(朝になると怒ってオモチャ箱に戻されてしまう)。

親の意図とは違った方向で”オモチャ”として興味を持ったようでしたが、「そのうち何か”気付き”があるはずだ」と信じて時計マニアをやめさせる事はしませんでした。

家中の時計を支配したYOOちゃんでしたが、ひとつだけYOOちゃんの支配を逃れた時計がありました。

壁にかけた、ミッキーマウスの絵の付いた掛け時計。

背が届かないから・・・

癇癪起こしても父も母も絶対渡してくれない掛け時計。

そのミッキーマウスの掛け時計が、その後YOOちゃんに”時を刻んでいる事”を教えてくれたのです。



次回に続く


ぱふぇ

暑いです!
夏はアイスクリームがおいしいですね
YOOちゃんはアイスクリームが大好きで3時のおやつに毎日食べています。

【自閉症的”お買い物”】

このところYOOちゃんは買い物に出かける度にアイスクリームを買ってきます。
カップ型のバニラアイスが大好きで、特にお気に入りなのが”Moo”というヤツ。

「僕は~アイスは~コレ買います」と言って買い物カゴに放り込んでいます。
お父さん用には決まって”○リコのジャイアント○ーン”
なぜか母親のはその場でテキトーに決めるのです。

・・・・・・・・・・母と買い物・・・・・・・・・・・・

YOO:「アイス買います!僕はぁ~ コレ」
    「お父さんは~。。。。ジャイアント○ーン!」
母:  「じゃ お母さんは?」
YOO:「お母さんは コレで良いです」・・・・・(テキトー)

これが定型パターンですね。
ちゃんと父の好きなものも買ってきてくれるので、喜んでいました。

・・・・・・・・・・父と買い物・・・・・・・・・・・・・

「アイス買います!」
「アイスあった! お父さんはコレ!」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ジャイアント○ーン。


・・・・・・・自宅での3時のおやつ・・・・・・・・

「3時です、アイス食べます!」(冷蔵庫から自分のだけ持ってきて勝手に食べる)

すかさず

「YOOちゃん!お父さんにも持ってきてください」と頼むと・・・・・
「お父さんは コレ!」

うッ また それか。(しかもチョコ味)

父:  「お父さんもバニラアイス食べて良いですか?」

YOO:「ダメッ! ダメです」
    「お父さんはジャイアント○ーン」

まあ・・・・・・・しょーがないか・・・・。

もう完全にルールになってしまっていて大変です。
テーマパークでの発見の後、ある実験をしてみました。

YOOちゃんの大好きな機関車トーマスの催しが開催される事を聞き、街のデパートまで出かけました。

大きなジオラマが展示され、多種多様のトーマスグッズが売られていました。
催し場の中央には、お目当ての小さな鉄道(実は電気)が敷設されていて、YOOちゃんも超ご機嫌です。遊園地などによくある子どもしか乗れないようなちっちゃな列車です。

テーマパークでの出来事の後、1つの仮説を立てたのです。
1)順番に並んだ人の列があり何人かづつ乗り物に乗る
2)目的地に着いたら人が降りる。または何週か回ったら人が降りる
3)列車が戻ってきて、次の人達に交替。

この全ての行程を”見る”ことが出きればパニックを起こさないんじゃないか。と考え、順番待ちの列に並ばせてみたのです。
柵で囲まれたスペースの中を子ども達を乗せたトーマスが走って行きます。
柵越しに見えるトーマスを見ながら別段イライラする様子もなく終始笑顔で待っていました。

2回待ちでしたが、グズリもせずちゃんと待っていられたのです。

ところが、列の先頭になったYOOちゃんに係員のおねえさんが

「ボーヤ、よかったね~♪。運転手さんだよ~」と言い、YOOちゃんの頭をなでたのです。

予期せぬ出来事にYOOちゃんはパニックを起こしました。

このヤロー!せっかくおとなしく並んでたのにー(怒」
「余計なこと言うんじゃねーよ!」


・・と言いたかったのですが、キレイなおねえさんだったので愛想笑いをプレゼントしました。
やっぱり、キレイなおねえさんには文句は言えませんね。

列車が来るとパニックもおさまり、なぜか無表情で2週廻って帰ってきました。
やはり、読んで字のごとく”見通し”なのです。
映像で見通せれば理解は出来る!との結論を得ましたが、それでも・・「早く乗りたい」「今すぐ乗りたい」というあたり前の心理が働くわけで・・・・・・・・

しょせん、ガキンちょ。

早く乗りたいに決まってる。その後あっさり裏切られ・・・

でも、教える事は出来そうだ・・・・・。



自閉症児(者)は”待つ事”が苦手だと言われています。
”先の見通しが持てないから”だと・・・・・・。


先の見通しが持てない・・・・・・とは、どういうことか?

始めはサッパリ分かりませんでした。”見通し”とは暗黙の了解、慣習、○○だから○○だろう、○○まで あといくつ・・・・・と言ったところでしょうか。

でも、これらは全て経験から身に付くものではなかろうか?
ならば、自閉症児が待てないのはあたり前だ、子供なんだから。
そう、思っていました。

その頃、健常児の優秀さを知らなかったから・・・・・
比べてみて始めて分かった、大きな差(どうして そんなにお利口さんなの??)って不思議に思ったものでした。

【見通しとは】
”自閉症”の告知を受けてから間もない頃、家族旅行に出かけました。
お目当てのテーマパーク(YOO母の)。YOOちゃんはあまり乗り気でない様子。
テレビでよく見る”ハローキ〇○ーちゃん”が目の前に来ても知らん顔で、石ころを並べたりしてた。

園内を機関車のような乗り物が走っていて(20人乗りくらい)10分置きぐらいに発車していました。
YOOちゃんが乗りたがったので順番待ちの行列に並ぶことにしました。乗れるまで4回待ちぐらいでした。

1回目の機関車を見送ったところでYOOちゃんが泣き叫んで手がつけられません。

周囲の白い目。
「YOOちゃん!」「どうしたの!」「いったい何なのよ!」
母親の焦りもエスカレートしていきます。
ビンタを張り、黙らせようとしましたが一向に治まりませんでした。

今度はそんな母親の態度に白い目。
「どうせ無理なんだから、帰ろう」と言う私にYOO母は「直ぐそうやって諦めるんだから・・わたしは諦めない」と言って突っぱねました。

「じゃあ、俺が並んどくから・・ちょっと離れてろ」と言って列から離しましたが、YOOちゃんの癇癪は続いていました。

3回目の到着便を迎えたところでYOOちゃんを抱いた母親が戻ってきました。相変わらず騒いでいます。
機関車が発車して、列の先頭から5番目になりました。

「次は確実に乗れる」という事がはっきり見えたとき、それまで騒いでいたYOOちゃんがピタッと泣くのを止め、何事もなかったかのように静かになったのです。

「あれ?おとなしくなったよ」
「次は乗れるって分かったんじゃないか?」
「うん・・・・?」

機関車が到着するとササッと乗り込んで、ニコニコ笑って喜んでいました。


このときに私は”見通しが持てない”ということを理解できたように思います。
「あ~そういうことか。待てない訳じゃないんだ」
「見通しを見せればいいんだな」・・・・・と。

この数日後、確信を持つべく別の場所で実験を行ったのでした。


夏祭りに参加 2006.08.09
日本全国、夏祭りの季節です

地方のちっちゃな我が町でも毎年この時期は夏祭りが開催され、その中に恒例の総踊りがあります。

YOOちゃんも今年初めて母親と一緒に総踊りに参加しました。

と言っても、ラジオ体操さえナンチャッテ体操のYOOちゃんですから踊ってるのか歩いてるだけか、よく分からない格好でしたが、ちゃんと行列に混じって最後までグズらずやり遂げました。

たいしたものです。

あの大勢の中で・・・・

ハッピのみならず大嫌いなハチ巻きまで付けて・・・・

父はちょっとジーンと来ました。


それに、知らぬ間に朝のラジオ体操には一人で行ってる。

体操してるのか?

・・・・・・・・・・・・・・・

「YOOちゃん、体操 行った?」

「行った」

「ちゃんと体操できましたか?」

「出来た」

ん~~~何処まで信じてよいやら・・・・・?


まあ、イイか。スタンプは押してもらってるし・・・・。


虐待について 2006.08.07
TVを見ていると、次々と痛ましい事件が報道されています。

また・・・・虐待・・・・・。
20代の親や40歳代の親、孫を殺した50歳の祖母。
たった1年過去を振り返るだけで、もっとたくさん出てきます。

虐待・・重いですね、この言葉。

おおっぴらに批判できない後ろめたさを感じる自閉症の親は、私だけではないと思います。
かの有名な”光とともに”の中にも少しだけ触れられていますね。
自閉症の親なら少なからず叩いたり、殴ったりした経験は誰でもあると思います。私自身、子供のパニックに逆上し、殴ったり、蹴ったり、口にガムテープを貼って縛り付けた事もありました。
わずか3~4歳の子供を・・・・。

その度、自分自身がとても醜悪で薄汚い人間になっていくのを狂気の最中に見ていたような気がします。
いっそ子供を殺して自分も・・・・って思いつめた瞬間は自閉症の親のほとんどが経験あるんじゃないでしょうか。


ブログの管理画面に入ってビックリ。

と同時にサーッと血の気が引きました。

なんと、コメントくれた方の名前を間違えてしまった。



ごめんなさい。


反省してます、本当に。



お詫びにYOOちゃんの大好きな卵焼きのつくり方を載せます。

玉子を溶いて、軽く塩、コショウ

続いて麺つゆをいれます。

それから、マヨネーズを入れてかき混ぜます。

マヨネーズです。牛乳を入れるとオムレツですね、オカズにしたいのでマヨネーズ。

普通にフライパンで焼けば出来上がり。

ふんわりして、おいしいです。


え?それだけか・・って?


・・・・・・・・・・・・・・・


自粛。





YOOちゃんは時間に正確です。

食べる時だけ!

夕食の時間はYOOちゃんが勝手に、7時と決めています。
外出してる時などは7時近くになると・・・・・・・

「お家、帰ります!」
「夕ご飯、食べます!」と言って強引に帰宅しようとします。

それでも7時に間に合いそうもないときは・・「ご飯、食べられませ~ん(泣)」
と言って泣いてしまいます(笑)。

父が休日の日には、朝8時になると父を起こしに来ます。(いつ誰が決めたのか、8時にお父さんと朝ご飯を食べるキマリ)

父は、休日の前の日は夜更かしなので、正直言って朝8時には起きません。起きたくありません。
でも、YOOちゃんが情け容赦なく起こしてくれます。


布団をはがされるのはもちろんの事、目を指でこじ開けたり・・
父の身体に乗ったり、アゴを掴んで引っ張ったり・・・・(泣)

正直言って、キツイです。

「う~~~」と言って身体を起こすと、ムンズッと手を掴まれて台所へ連行されます。

「目玉焼き、食べます!」とか「<ハンバーグ2つと、シューマイ3つ食べます」と言って
父に”つくれ!”と強要するんです。
まあ、ハンバーグとシューマイは”チン”するだけなので・・・ラク。

うっかり目玉焼きにする卵を父が割ったりすると怒ってプチパニックを起こしたりします。
”卵はYOOちゃんが割る”のがルールです。

ほんとーーーーーに食べるときだけ、時間に正確なんです。

他の事はめっちゃルーズなくせに、食べる事になると動きもシャープです。

まったく、いつからこうなったのか・・・・・・・?

この、凄まじいほどの食い意地。


だから・・・・・・・

チョットやな事やらせる時、カ~ンタンに食い物で釣られます。

チョロいものです。


・・・・・とココまで書いて

アレ?今日は時計を読めるようになった話を書くんじゃなかったっけ?

と思い出しました。

なので・・・・・・・・・・・・

また次回・・・・・・・・・・・・・・m(_ _)m



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