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修学旅行に行った後、ちょっとした風邪を引いたYOOは、鼻水が気になりだして(もともと鼻炎を持っている)指で鼻を押さえたり、鼻の穴に指を突っ込んだりして、ついにはそれが自傷になり自分の鼻を日に日に破壊していった。
切れている傷口を汚い手でいじる。爪で傷口をさらに広げ痛みに大声で奇声を上げる。四六時中、鼻をいじっては騒ぎ、暴れ、またいじって騒ぐ。
そうなると自分の身体だけでなく、今度は親や周囲の人の神経を破壊する。

親は必死に傷を治そうとするが、もう少しで治るというところまで行くと、また自傷により傷口を広げていく。
その繰り返し。
絶え間なく続く叫び声と奇声。自傷を止めようと叱りつける親の怒号。

こういう時期は本当に辛い。

おりしも来年からの中学進学に向けて進路を考えなければならないときである。
以前このブログにも書いたが、親元を離れて修行に出すべきか、出さざるべきか、親の気持ちは揺れる。

他の子供の迷惑にもなるので、先生と話し合い、学校は6時間のところを2時間だけにして当面様子を見ることになった。
集団登校もなくなり、部活にも参加できなくなり、このまま惨めに小学校の最後の年を終えるのか・・・
と落胆する親を尻目に、鼻の痛みとその他のストレスでますます混乱するバカ息子。

医者にも相談し鎮静剤を処方してもらった。


そんな苦しい日々が永遠に続く・・・ように思われた。

今週の初め、父が仕事から帰宅すると、なにやら様子が違う。
いつもと違い、平穏な空気が流れているのに戸惑いさえ覚えた。

「声が少なくなったんじゃないか?」
「うん、なんか今日は調子良いみたい、目つきが穏やかになった気がする」

今だ! このチャンスを逃すまい!
と、この時とばかりに父は、以前成功した「おりこうさん成績表」を持ち出し、おいしいエサでYOOのモチベーションをあおった。

これが功を奏したのかどうかは分からないが、今週は割りと良い状態をキープできている。
学校も3時間行けるようになった。

この時期には部活の試合もいくつか予定されていたが、残念ながらYOOは自ら6年生としての最後の試合も棒に振った。
とはいえ、この調子で行けば2学期はなんとか持ち直してくれそうだ。




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銀メダルの余韻も醒めやらぬ明くる日。
よほど疲れたのか、いつもの時間になってもなかなか起きられない様子だった。

「おい、起きろ!」
「学校だぞ!先生にメダルを見せるんだろ?」と呼びかけても反応がない。

布団から出ている顔を見ると・・・「なんか耳が赤いような・・・・?」

「・・・・・・・・・」

「!」

額に手を当ててみると、すごい熱だった。
「ひょっとして、これは・・・」
学校に欠席の連絡をし、念のため父も会社を休んで(最悪のケースを想定した)
病院に連れて行った。

ぐったりしていて、身体が重い様子。
大人でも涙ぐんでしまうくらい痛い鼻粘膜の検査を、騒ぎもせず無表情にこなした。
結果は陽性で一安心・・・と思いきや

「念のため、血液検査もやってみましょう♪」

とのことで、なんとYOOの生涯3回目の注射をすることになった。
ベッドに寝かせ、父と看護士さん2名の3人で押さえてスタンバイ。
針が刺さったときに「ワー!」と声を出しただけで、暴れもせず拍子抜けするくらいあっさり血液を取らせてくれた。

待つ事15分

出ました!インフルエンザ!!

YOOの通っている小学校の同じ学年で、学級閉鎖になっていることを思い出しました。
「あ~~やっぱり・・・・」

予感がずばり的中で、父も出社停止になりましたとさ。
春休みの間に ”鼻詰まり” と ”乳歯が動く” ことによるストレスで、またチックが再開してしまった。
歯が動き出すとチックがひどい。(分かりやすいパラメータ・・・ではある)

春休みのある日
父が風呂から上がるとニコニコして「歯、抜けました」と言って来た。手のひらには抜けた歯。

「・・・・・・・・・・・・・・・・」

「おまえ、自分で抜いたのか?」

「ウン・・・♪」

まだ、動き出したばかりで、到底抜けるタイミングではない。力まかせに引っこ抜いたのだ。
口の中を見ると血が・・・・

あわてて、うがい薬で消毒をしてガーゼをくわえさせた。
母の話では歯医者に行く約束をしていたが・・・(前回は注射して歯を抜いた)
歯医者に行くのを嫌がって、正確には注射されるのを怖がって、自分で頑張ったらしい。

晴れ晴れとした笑顔だった。

それにしても、痛みに鈍感な自閉症とはいえ相当痛いはず。
普通は、 歯が動くストレス < 歯をむりやり抜く痛み  だと思うが、痛みは平気みたいである。

翌日、念のために歯医者に行き、先生に診てもらった。
「うわ~、相当痛かったろう!でも、これから抜ける歯が他にもたくさんあるよ」 (まだ、これからだ)

歯が抜けたとたんにチックがなくなり、ひとまず安心した。

新学期になり、いろんな環境が変わる。
それだけでも十分ストレスなのに、それに加え身体的ストレスから、新入生や小さい子にあたるという最悪の事態は避けることが出来た。

4年生の初日を迎えるにあたって、なかなか寝付けず夜更かしをしてしまったYOOちゃんだったが、風邪も治り、歯も抜けて、元気いっぱいで学校へ向かったのだった。


YOO 「僕は4年生だからあ~ お父さんと寝ます」

父   「・・・・・・なんで?」

YOO 「僕はお兄ちゃんだから~  お父さんと寝ます」

父   「・・・・・・・・・」

父   「・・・・・・・・ヤだ」
日曜日
「朝ご飯はマクドナルドのホットケーキ食べます」・・というので
さっそく父とYOOちゃんの二人で近くのマクドナルドへ(母はもちろん寝てる)

YOOちゃんはマクドナルドのホットケーキセットが大好きである

マーガリンと蜂蜜を・・・た~っぷりつけて

ナイフで8等分にして、3段のホットケーキを一枚づつ食べる。

相変わらず、嬉しそうに食べていた。

マックから帰って、お昼頃になると何か様子が変。
ぐたーっとして元気がない。
お昼ご飯はいつもの4分の一も食べずにコタツにもぐりこんだ。

「こいつ、様子がおかしいぞ!」
「熱あるんじゃないか」


・・と言いつつ手をあててみた。
「げ~っ 思いっきり熱があるぞ」
測ってみると38度の熱。どうやらインフルエンザにかかったらしい。家族4人のうち、YOOちゃんだけが予防接種を受けていないので、抵抗できなかったのか・・

んで、本日は火曜日。
やっと熱が下がりました。熱は下がったけど、とりあえず病院へ・・
インフルエンザではなかったが、この二日間ほとんど食事のとれなかったYOOちゃん。

さて、痩せたかな?・・ヒッヒッヒ



注射記念日 2007.12.13
昨日、小学校で行われたマラソン大会で、見事!圧倒的ビリでゴールしたYOOちゃんだったが、一夜開けて鼻水をすすりながら元気に学校に行った。

YOO母が下の子を連れて出掛けていたら、学校から電話が掛かってきた。

歯(乳歯)に違和感があるらしくて・・・・
「歯医者に行って歯を抜きます!」と訴えている・・・・・との事。

連絡を受けたYOO母は、さっそく行きつけの歯医者に連れて行った。

以前にも歯を抜いてもらった事はあったが、その時とは状況が違う。
以前、抜いた歯はすでにぐらぐら動く状態で、ほっといても一週間もしないうちに抜けてしまいそうな感じだった。麻酔もしないでペンチであっけなく抜いてもらったのだった。

しかし今回は、まだ動きもしない、乳歯の根っこの吸収が始まったばかりの歯で、本格的な抜歯の処置が必要だった。


麻酔の注射器を後ろ手に持った先生が近づくと、YOOちゃんは事の重大さを理解したようで恐怖に顔を引きつらせたという。

注射器が眼前に突き出され顔面蒼白になったYOOちゃんは抵抗を試みた。
・・・・が!

「動いたら注射が顔に刺さるよ!」
「注射しないと歯を抜けないんだよ、歯を抜きたいんだよね」

との説得に応じ、観念して注射を受け入れた。

予防接種はもとよりインフルエンザの高熱に苦しんでいた最中でさえも拒否しつづけてきた”注射”
父や母がどんなに頼んでも、絶対拒否してきた・・・”注射”

その恐怖を、パニックの起爆剤を・・・・・爆発しそうな感情を。
目的の為に自分の感情を見事に抑えてみせた。

(ハッキリ言って、父でも歯医者の麻酔注射は怖くてチビリそうになります。)


父が帰宅すると・・・・
「おとうさん!見て!ほら」・・と誇らしげに抜いた歯を見せてくれた。

今日はYOOちゃんの”注射記念日”

「頑張ったね、良い子だったね」との父の言葉に終始笑顔だった。
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